Concept

旧庁舎の老朽化に伴い改築された富山消防署南部出張所の庁舎と熊野分団の器具置場です。
庁舎は迅速な出動動線の確保や効率的な室配置により、防災拠点としての機能を最大限に発揮できる計画です。また、明るく開放的な事務室や食堂、半個室型の仮眠室を整備し、職員の方々が健康的に働けるよう配慮しました。熊野分団器具置場は、２階に研修室兼待機室を設けて、機能強化を図っています。
２棟の外観は、堅牢なイメージのダークグレー色で統一し一体感を持たせて、地域の防災拠点のシンボルとしました。